かけ算の順序論争
- かけ算の5×3と3×5って違うの?(Togetter)
- 掛け算の順序の話 7/17/09追記あり(東海林さだおがいいなぁ)
これって、1970年代からある古典的な論争なのね。
- 1972年1月26日の朝日新聞の記事(メタメタの日)
私は初見の際、「積は可換なんだから、不正解はおかしいだろう」と思ったのですが、順序擁護派にしてみれば、
- 積の交換法則を習う前の時点で、
- 立式プロセス(掛けられる数と掛ける数)を理解しているか
を○×で評価しようとするために、こんなことが起きるんだなぁ、と思った。
違う例えでいえば、分数を習う前のわり算で、
- 10÷3=3あまり1 は正解で、
- 10÷3=10/3 (3ぶんの10) は不正解
みたいなもんと理解した。
現時点での私のまとめ:
「教師または親が子どもの数学的理解度と才能を見極めたうえで、適切なフォローをすれば○×どっちでもいいんじゃない。自分で可換法則を見つけてしまうぐらいの子なら○にすればいいし、数字に弱そうだったら立式プロセスを教えるために×でいいと思う。」