Gの世界とLの世界

なぜローカル経済から日本は甦るのか (PHP新書)

なぜローカル経済から日本は甦るのか (PHP新書)

グローバル経済とローカル経済は仕組みも必要な人も異なる、ということが書いてある本。ところで、最近SIの世界もクラウドとグローバルの波をうけて伝統的な受託開発が崩壊するといった話がいろんなところで書かれていて、Gの世界とLの世界に関連づけて考えていたりする。

今月号のソフトウェアデザインの第二特集が「ソフトウェア開発の未来」なんだけれども、受託開発が無くならないのは、ユーザー企業の意思決定プロセスにおけるリスクヘッジと日本の雇用流動性の低さのため、と喝破していて、なるほどなあと思った。

資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)

資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)

この本もまだ読みきってないけど、そもそも資本主義はフロンティアが喪失しているが故に限界に来ている、という視点が面白かった。歴史の中の数百年に一度の転換点なのかもしれない。

あとは、この週末に読んだWeb記事をポインタとして。