未来を考えるための科学史・技術史入門
JRA種牡馬リーディングチャート(2017-2022)
PandasとMatplotlibの勉強がてら、最近の種牡馬リーディングの推移が分かるチャートをJupyterで作ってみた。
ソースはこちら github.com
河野啓『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場 』
読了。栗城史多という人がいることを知ったのは、かつて受けた会社のリーダー研修か何かの際に、社外セミナーの講師の人がリーダーシップについて話をする際に、引き合いに出されていたことによる。すでに凍傷で両手の指9本を失った後の話だった。スポンサーを得るたびに、あきらめずしつこく企業の重役に面会を挑む話だったと思う。「そんな人もいるんだ」と思うくらいに興味を持った。
そのうち、ネットで叩かれる記事を読むようになり、2018年に、エベレスト登山中に滑落で亡くなったというニュースを聞いた。
この人の生きざまというか、なぜエベレストに何度も挑戦するのか(しかもエベレストに登れるだけの実力がないことはいろんな人が指摘している)にずっと興味があり、やっとこの本を読んだ。読んだ後も、この人は山が好きだったのか、なぜエベレストに何度も挑戦したのはよくわからないものの、ただ
実像と虚構の整合性が、もう自分の中で取れなくなっていたんだと思います。
という、山岳ガイドの森下亮太郎さんのコメントがしっくりと胸に残りました。
Windows10でPyStanを動かす
Windows 10上でPyStanを動作させようとして、手こずったので、メモ。
- 基本的には、公式のPyStan on Windowsの手順のとおりに環境構築を進めるのがミソ。
- 最初にcondaで仮想環境を作成するが、Python 3.8環境で動作した。最初Python 3.10環境で動作させようとして、PyStanのpipインストールに失敗。Python 3.9だと、StanModelでのコンパイルでエラーが発生。Python 3.8環境にして、コンパイルも通った。
(base) D:\Users\xxx>conda create -n pystan python=3.8
conda install libpython m2w64-toolchain -c msys2
libpython
のインストール後に、cコンパイラの指定をするdistutils.cfg
ファイルを、condaの仮想環境配下\pystan\Lib\distutils
から、
>>> import distutils >>> print(distutils.__file__)
で調べた先のフォルダにコピーする必要がある。自分の環境では、condaの仮想環境配下\pystan\Lib\site-packages\setuptools\_distutils
だった。これをしないと、mingw-w64コンパイラを使ってくれず、自分のようにMSVCをインストールしている環境だとMSVCコンパイラを使うためにコンパイルでこける。
- 次のリンクのフォーラムのコメントがヒントになった。
スマホ買い替え
スマートフォンをAQUOS Sense 2 SH-01Lから、AQUOS Sense 6 SH-54Bに買い替えた。旧スマホの利用期間は2年10か月ほど。電池が少しへたってきたことと、自宅が5Gエリアになったため、5G回線にしたかった、ぐらいが理由。
以下、買い替えメモ。
- 初めて、オンラインショップを使ってみた。4Gから、5Gへの切り替えは、ホームーページからすぐできて、簡単だった。simカードが代わると勘違いしていたけど、これまで使っていたものをそのまま新しいスマホに入れたら問題なく利用できた。
- アプリとデータの引継ぎに関して、新旧のスマホを最初にUSBケーブルにつなぐと自動的にこれまで使っていたアプリをインストールしてくれた。新しいスマホに、USB Type-AとType-Cの変換器がついてくるので、これまで充電やPCとの接続に利用しているUSBケーブルがあれば、問題ない。
- また、Google認証は一括移行ができるようになっていて、20件くらいの認証先の移行が旧側で表示したQRコード4つを新側で撮るだけで移行できた。非常に簡単で、認証先ごとにちまちまGoogle認証登録を変更する必要がなく、楽ちんだった。
- オンラインショップで購入したものの、スマホのフロント面をガラスコーティングしたくて、物理ショップ受け取りにした。しかしながら、これがちょっと失敗で、物理ショップの来店予約しようとしたら1週間ぐらいは予約がいっぱいで取れない。4月だからかもしれないけど、今物理ショップは予約がとれない。オンラインショップ購入のスマホ受け取りだけだと予約不要なので、予約なしで物理ショップに突撃。案の定、「予約はありますか?」と聞かれて事情を説明すると、キャンセル待ち扱いで待つことに。40分くらい待って、担当の店員さんが回ってきた。ガラスコーティングもやりますよ、とのことだったので、実費はらってやってもらった。いまは街中にガラスコーティング屋さんがあるようなので、そっちを使おうかとも思っていたものの、今回はスマホショップで対応してもらった。
TeX Live 2021のインストール
久しぶりにLaTeXを触っていて、図形ファイルを取り込めないことに気が付いた。
D:\Users\hoge\Documents\work\PoI>platex PoIJ This is e-pTeX, Version 3.14159265-p3.8.3-191112-2.6 (utf8.sjis) (TeX Live 2020/W32TeX) (preloaded format=platex) restricted \write18 enabled. entering extended mode (./PoIJ.tex(guessed encoding: UTF-8 = utf8) pLaTeX2e <2020-04-12> (based on LaTeX2e <2020-02-02> patch level 5) L3 programming layer <2020-04-06> (d:/w32tex/share/texmf-dist/tex/platex/jsclasses/jsarticle.cls(guessed encoding: UTF-8 = utf8) Document Class: jsarticle 2020/02/02 jsclasses (okumura, texjporg) (d:/w32tex/share/texmf-dist/tex/platex/jsclasses/jslogo.sty)) ! LaTeX Error: File `graphicx.sty' not found. Type X to quit or <RETURN> to proceed, or enter new name. (Default extension: sty) Enter file name: ! LaTeX Error: Unknown option `dvipdfmx' for package `graphicx'. See the LaTeX manual or LaTeX Companion for explanation. Type H <return> for immediate help.
graphicx.styをインストールすればいいのだが、上手くいかず、そもそもW32TeXが配布終了になっていたので、TeX Live 2021をインストールすることにした。
1年半前に、Windows 10 にTeXをインストールした際は、ものすごく苦労したのだが、
今日、TeX Live 2021をisoファイルからインストールしたら、ものすごく簡単だった。
以下、参考にした明治大学の手順書。ものすごく簡単。
https://www.meiji.ac.jp/isys/doc/seminar/TeX_install.pdf
あの時の苦労はいったい何だったのだろうか・・・。
図形ファイルも取り込めることができて、めでたしめでたし。