2012年度予算政府案閣議決定

科学 宇宙

少し遅くなったが、科学技術関連で個人的に目に付いたところをメモ。

  • 高速増殖炉研究開発費(もんじゅ含む)の大幅削減 300億(前年比▲102億、▲25%)
  • 国際熱核融合実験炉(ITER)研究開発補助金 47億(ほぼ昨年同等)
  • 除染技術の開発・評価・実証等 60億(新規)
  • 福島県、および全国の環境モニタリングの強化 38億(新規)
  • 国立大学運営費交付金 11,528億 (前年比▲161億、▲1.4%)
  • 科研費 2,566億(前年比▲67億、▲2.5%)
  • 実用準天頂衛星システム　106億(新規、内閣府要求額は41億)
  • X線観測衛星 ASTRO-H 37億(前年比 +7億、+22%)
  • はやぶさ2 30億(前年同額、要求額は73億)
  • HPCI(スパコン京含む) 199億(前年比▲11億、5.6%)
  • 最先端大型ビーム施設整備(J-PARC、SACLA、Spring-8含む) 320億(前年比 +21億、+7.1%)

復興特会も含めて、東北地方への投資が目立つ。宇宙関連全体では、ほぼ昨年同等額を確保。話題のはやぶさ2は要求額には及ばずも昨年同等額をなんとか確保。準天頂衛星はTwitterでも少し話題になっていたが、なぜか要求額の倍以上の予算を確保。