初音ミクと著作権

無信託での商用化には、まだまだ課題がある。着うたやiTunes配信ならスムーズに行えるようになってきたが、カラオケ使用や放送使用など特定の分野は、JASRACに信託しなければ利益配分を受けられない。

調べてみた。

ならば、JASRACに登録されていないゲーム音楽はどうなるのでしょうか。一部の「ゲーム会社が自社で楽曲を管理している」楽曲については、CDなどに『利用に際しては当社までご連絡下さい』と記載されています。この場合は、使用のたびにゲーム会社に連絡し、許可を求めることになります。そして、楽曲単位で使用料を支払うことになります。

最近初音ミクの「桜ノ雨」がちょくちょくテレビで流れているようであるが…

桜の雨プロジェクトよくある問い合わせおよび音源の使用規約を見ると、

■absorb版、halyosy版、初音ミク版の桜ノ雨を、ネットラジオやイベントなどで使用したいのですが
桜ノ雨プロジェクトは、桜ノ雨プロジェクトの制作した音源についてのみ使用許可を出しております。それ以外の「桜ノ雨」音源については、著作者(absorb/森晴義)に直接お問い合わせください。

9.初音ミク版、absorb版「桜ノ雨」について
上記規約1〜8項は当プロジェクト発信の音源、楽譜等に対象を限るものです。初音ミク版、absorb版の「桜ノ雨」には一切適用されません。

となっているので、恐らく放送局は無断使用でなければ、個別に使用許可をとっているのだと思われる。