平成22年度予算案

文教・科学技術予算のうち、文教関係費は42,538億円(前年度費+8.2%)、科学技術振興費は13,321億円(同-3.3%)。文教関係費の増額は、高校無償化予算のため。

特別教育研究経費を含む国立大学運営費交付金*1については、21年度予算11,695億円、22年度概算要求額11,708億円に対して、11,585億円(同-0.94%)となった。元々国立大学運営費交付金小泉内閣の「骨太の方針2006」に従って、毎年約1%ずつ削減されているから、今予算も結果的にそれを踏襲した形となっている。

科学技術振興費のうち、科学研究費補助金(科研費)は21年度予算1,970億円、22年度概算額2,000億円に対して、概算要求どおり2,000億円(同+1.5%)。特別研究員事業は21年度予算163億円、22年度概算要求170億円に対して、167億円(同2.6%)となった。

と、いうわけで、事業仕分けの結果心配されていた大幅削減にはならなかった模様。ロビー活動が功を奏したかな。

*1:科学技術振興費ではなく、文教関係費になるのね…